2024年7月に登場した『ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)』は、HoYoverseによる新作で、「原神」や「崩壊シリーズ」の成功を受けてリリースされました。近未来の都市が自然災害によって破壊された世界を舞台にしたアクションRPGで、特に戦闘システムは多くのプレイヤーから高評価を得ています。
この記事では、実際に『ゼンレスゾーンゼロ』をプレイして感じた魅力と面白さを紹介します。プラットフォームはPS5、PC、スマホ版と揃っていますが、今回はスマホ版に焦点を当てます。プレイするべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
『ゼンレスゾーンゼロ』基本情報
タイトル | ゼンレスゾーンゼロ |
ジャンル | 都市ファンタジーアクションRPG |
アプリ容量 | 20GB以上 |
プラットホーム | ios/Android/PS5/Windows |
運営会社 | HoYoverse |
販売価格 | 基本プレイ無料(ゲーム内課金有り) |
配信日 | 2024年7月4日 |
容量が20GB以上と非常に重いからスマホのストレージ確認にして余裕がない人はPS5またはPC(Windows)でのプレイを検討した方がいいかも!
終末世界で明かされる秘密と冒険!『ゼンレスゾーンゼロ』の魅力とは?
「ゼンレスゾーンゼロ」の舞台は、巨大災害「ホロウ」によって壊滅した終末的な世界です。プレイヤーは「新エリー都」という災害から生き残った都市で、危険なホロウを探索する人々を支援する「プロキシ」としての役割を果たします。物語は、プレイヤーが兄弟のプロキシと共にホロウに挑む人々を助け、数々の冒険を通じて都市に隠された秘密を明らかにしていくという内容です。
この作品は、従来のシリアスな作風とは異なり、コミカルで明るいキャラクターたちとともに熱いシナリオが展開されます。プレイヤーは「プロキシ」として、ホロウを探索する人々をサポートし導く使命を持っています。ホヨバースの他作品に比べ、ストーリーはわかりやすく、ユーモアを交えた作りとなっています。また、独自の専門用語「音動機」や「プロキシ」も登場しますが、それらは控えめに設定されており、ストーリーへの感情移入がしやすくなっています。
ペルソナ5のシティー感とペルソナ4のレトロ感に似てるかな?
そうね!ゲームを起動した瞬間にクオリティーの高さに驚いたわ!!
レンタルビデオ屋から冒険へ!爽快アクションが魅力のステージクリア型ゲーム
このゲームは、ステージクリア型のアクションゲームであり、プレイヤーがレンタルビデオ屋を拠点にしてクエストに出発します。ダンジョン「ホロウ」の探索はマス目形式の盤面を進んでいく形で行われ、イベントに遭遇すると3Dフィールドでキャラクターを操作して戦闘が始まります。このため、原神のようなオープンワールドとは異なり、スマホゲームに多いデザインが特徴です。
また、拠点となる町は自由に探索でき、ストーリーの進行によって新しいキャラが仲間に加わるなど、ゲームの世界を楽しむことができます。最初はストーリーを進めて全体を把握することをお勧めします。
戦闘システムは「通常攻撃」「スキル」「回避」を駆使するシンプルなものです。アクションゲームに不慣れな方でも、簡単に派手な攻撃を繰り出せるため、爽快感を味わえます。通常攻撃を続けるとエネルギーが貯まり、「強化スキル」を発動できます。他のキャラクターに交代してさらなる強化スキルを発動することも可能です。
敵の攻撃を避ける「回避」はタイミングを合わせて行うことで「極限回避」となり、一時的にスローモーションになるなど、映画の戦闘シーンのような演出が楽しめます。スピーディーで派手な演出が、このゲームの大きな魅力です。
オープンワールドじゃないので道に迷う事ないです!
オープンワールドに疲れた人にもおすすめ!
あと主人公の兄弟は敵と直接闘わんで!
圧倒的グラフィックとテンポの良さが魅力!
最初に目を引くのは、その圧倒的なグラフィックの美しさです。町やキャラクターのモデルが非常に精巧で、スマホゲームの枠を超えたクオリティを感じます。特にムービーシーンの動きがリアルで、緻密な動作がプレイヤーをぐっと引き込みます。演出は一つ一つが魅力的で、これまでにない新しいアプローチが採用されているため、その意欲的な姿勢が伝わってきます。
『ゼンレスゾーンゼロ』の舞台は近未来都市で、ポップでスタイリッシュなグラフィックが独特の世界観を盛り上げます。キャラクターの動きはスムーズでスピーディーであり、近未来的な要素と「レンタルビデオ屋」や「喫茶店」といったレトロな雰囲気が絶妙に融合しています。かっこいいBGMも、ゲームの臨場感を一層引き立てています。
ストーリー部分ではアメコミ風のボイスコミックや多くのムービーシーンが取り入れられており、長時間のゲームプレイでも飽きることがありません。個人的には、このテンポの良さがとても気に入ってます。表示されるテキストやムービーをスキップすることなく、自分のペースで進められるのが嬉しいです。
すごくスタイリッシュでストーリーセクションも楽しいです!
ストーリーの部分はスキップ可能やで!
簡単操作で華麗なコンボ!スタイリッシュなアクションシステム
『ゼンレスゾーンゼロ』のアクションシステムは、簡単な操作で華麗なコンボが楽しめる点が特長です。攻撃、回避、必殺技を組み合わせてコンボを繋げていくスタイルになっています。特筆すべきは、キャラクターのモーションのクオリティが非常に高く、さすがホヨバと言わざるを得ません。
特に魅力的なのは、キャラクターの入れ替えと攻撃がシームレスに連携する点です。敵の攻撃に合わせて入れ替えを行うとカウンター攻撃が可能になり、ゲージを削り切ると華麗な演出が挿入されます。この一連の流れが非常に快感で、プレイしていて飽きない魅力を感じます。
操作は単純で、ジャンプなどの複雑な動作はなく、ボタンを連打するだけで誰でも爽快なコンボを楽しむことができます。そのため、カジュアルにゲームを楽しみたい人やアクションが苦手な人でも気軽に楽しめる仕組みになっています。
さらに、難易度選択には「カジュアルモード」と「チャレンジモード」が用意されており、より手応えが欲しいプレイヤーも満足できる設計です。各キャラクターの特性も異なり、近接攻撃、遠距離攻撃、サポート能力など多彩な役割を持つキャラを組み合わせることで、戦略的なアクションバトルが楽しめます。
全体として、『ゼンレスゾーンゼロ』のアクションはシンプル操作でありながら、スタイリッシュで奥深い戦闘体験ができる点が最大の魅力です。
敵の攻撃に合わせてカウンターや絶対回避が決まるとメチャメチャ気持ちいですね!
あかん!俺うますぎ!感がハンパないでぇ!!
爽快バトルの裏で足を引っ張る?煩わしいホロウ探索
本作はステージクリア型のゲームであり、戦闘以外の部分では「ホロウ探索」というマス目上でキャラクターを動かす要素が組み込まれています。このホロウ探索は軽い謎解きを伴うものですが、個人的にはこれが非常に煩わしいと感じました。ホロウ探索は多少の頭を使う要素があり、本作のバトルで「何も考えずに爽快感を味わいたい」と思っている私にとっては余計と感じます。特にPS5やコントローラーを使用すると操作しづらく、単純でありながら複雑でリズムの悪い謎解きが強制されるため、大きなストレスを感じました。
最初はいいけどアクションからのホロウ探索はストレスです!
せやなぁ!すでにゲームジャンルがちがうもんなぁ!
『ゼンレスゾーンゼロ』のガチャは30〜60分で解放!リセマラの効率には注意!
ゲーム「ゼンレスゾーンゼロ」におけるガチャ機能は、ストーリー「兎と縄」をクリアすることで開放されます。ゲームを無駄なく進めれば、クリアまでにおおよそ30〜60分が必要です。したがって、リセマラを行う場合、1回の試行に約30分かかるため、効率的ではありません。
ストーリースキップしても20、30分かかります!
ガチャ攻略法:チケットの入手方法と天井システム解説
『ゼンレスゾーンゼロ』のガチャは、特定のガチャチケットを使用して引く仕組みです。これらのチケットは、ストーリーやイベントの進行、ゲーム内通貨「ポリクローム」や「モノクローム」を使って交換できます。
キャラクターガチャには天井が設けられており、90回引くごとに必ずS級キャラが手に入ります。ただし、ピックアップキャラの出現確率はその半分の50%です。限定キャラガチャと恒常ガチャでは、Sレアの出現確率がそれぞれ0.6%となっていますが、90回の天井を考慮すると実際の確率は1.6%に上がります。
このように、『ゼンレスゾーンゼロ』では、多様な方法でガチャチケットを入手でき、キャラクター獲得のチャンスも工夫されています。
まとめ
簡単操作で派手なコンボを繋げるアクションや、独自のビジュアル表現が特徴のスマホゲームは、圧倒的なクオリティを誇ります。しかし、ステージクリア型のゲーム性は、PCやコンソールゲームに比べると単調に感じるかもしれません。また、斬新なデザインのUIも、パッド操作では複雑に思うことがあります。『ゼンレスゾーンゼロ』は、災害後の近未来を舞台にした「都市ファンタジー」をテーマにしたアクションRPGです。爽快で奥深い戦闘システムや、わかりやすいストーリー、飽きさせない多彩なコンテンツが魅力で、プレイするとすぐに夢中になってしまうでしょう。スピーディーな動きや展開に「スマホでこんなに楽しめるのか!」と驚かれるかもしれません。幅広いプレイヤーに楽しんでもらいたい作品です。興味のある方は、ぜひダウンロードして遊んでみてくださいね!
※「ゼンレスゾーンゼロ(Zenless Zone Zero)」の画像は、miHoYo(HoYoverse)によって開発され、公式プロモーション素材やゲーム内で取得したスクリーンショットを使用しています。全ての利権はmiHoYoおよびHoYoverseに帰属します。
※ 有料アイテムの金額は2024年7月25日時点のものです。今後のアップデート等により価格が変動する可能性があります。
※ アプリの容量はアップデートにより変動する可能性があり、記載された容量より大きくなる場合があります。参考程度にご利用ください。